猫生活も6年となる世話係ですが、猫の爪切りは未だに慣れていません。慣れていないというか、はぐりもパンジーも爪切りが大嫌い(特にパンジー)で、毎回お互いに必死です。
過去に何度か爪を深く切りすぎてしまい大出血。
どこまでカットしていいか、いつもヒヤヒヤしながら爪を切っていましたが、ぺスルーム(Pethroom)さんの爪切り「スマートネイルクリッパー」が素晴らしく使いやすかったのでご紹介です。
爪切りに苦労されている猫世話係さんがいたらぜひ試してみてほしいです。
猫の爪切りアイテム
猫の爪切りは大きく分けると3つくらいだと思います。
- ハサミタイプ
- ギロチンタイプ
- 電動やすり
やすりのタイプは使ったことがないのですが、ギロチンタイプとハサミタイプを持っています。
こちらの本格的に見えるギロチンタイプの爪切りは、一番初めに購入したもの。
猫のお世話初心者の私が、なぜ当時ギロチンタイプを選んだのかまったく記憶にないのですが、子猫の爪を初めて切るには高スペックすぎましたw
ギロチンタイプは力が均一に加わるのでスパッと切れて爪が割れることがないのが良い点なのですが、、
グリップを握ると下から上に刃が出てきて爪を切り落とす仕組みで、猫を保定しながら、爪を深く切りすぎないような位置でギロチンを振りかざすという動作は難易度がかなり高めです。
これは無理だ!とすぐにハサミタイプを買いに走ったのでした。
ハサミタイプは、見ての通り紙を切るときに使うハサミと同じ構造なのでとても扱いやすく、ギロチンタイプよりも爪をカットする爪先が確認しやすいです。
ハサミは切るときに「パチン」と音が出ますが、ギロチンのほうが音は小さいかも。
そして使ったことのない電動やすり
ネットで調べてみましたが、断面が滑らかになるのは良さそうだなと思いましたが、振動と音を怖がるコには難しいかも。口コミも、振動や音が気にならないコと気になるコとで評価が分かれてました。
猫の爪、どこまで切っていいの?
猫の爪は、中に血管が通っています。
「えっ、爪に血管!?」と、猫生活を始めた当初は爪の中に血管があることに驚きました。
切りすぎると血が出るということは分かっていても、これまで3~4回は血だらけ事件を起こしてしまったことが。
はぐりも「ギャぁぁー」と叫ぶしなかなか血が止まらないしで、ひたすら謝りました。
何回もそんなことやられたら、そりゃ爪切り嫌いになりますよね・・
出典:ペスルーム楽天公式サイト
ペスルームさんのサイトから画像をお借りしましたが、爪を拡大するとこのようになっています。
爪を切るときは「血管の手前まで」を意識する必要がありますが、はぐりもパンジーも、爪切りが嫌いなのでなかなか大人しく切らせてくれず。
はぐりは膝の上で高速回転を何度も決め込んでくるし、爪を押しても出ないように引っ込めるって技も習得して。
普段は天真爛漫のパンジーも、爪切りの時だけ豹変して鉄拳を振りかざしてくるし。
世話係は大変なんですよ。
両手全部一度に切れることはありません。1回で数本ずつ。
大人しく切らせてくれるチャンスはそうそう訪れないので、どうせなら短くカットしたい!と思ってしまう世話係。
よし、今だ!と切ろうとした瞬間に、勢い余って深く切りすぎてしまったのですよね。
初心者におすすめ、ペスルーム「スマートネイルクリッパー」がすごい
そんな世話係の苦労を知ってか知らずか、ペスルームさんから商品をお試ししませんか?とお声掛けいただきました。
Pethroom(ぺスルーム)は、大切な家族の一員であるワンちゃん、ネコちゃんの安全で楽しいバスルームカルチャーを創りたいという気持ちから始まった韓国ブランド。
日本には2021年の夏に上陸したそうです。
なんとも愛らしいキャラクターパッケージで、可愛すぎて箱も捨てれませんよ。
スマートネイルクリッパーの特徴
安全の秘密は1.9mmのホール
猫の爪って先はとがっていて根本にいくほど太くなっていますよね。
ネイルクリッパーは、とがっている爪をこの1.9mmの穴に差し込み止まったところでカットするだけ。
これまでのギロチンやハサミだと、「このあたりなら大丈夫かな・・」と血管を気にしながらカットしてましたが、ネイルクリッパーだと穴に入れて止まったところでパチンとすればいいんです。
成猫の前足・後ろ足の爪の平均的な太さをもとに設計された最適なサイズが1.9mmで、猫の爪の太さはほとんど同じなので問題なく使えるんだそうです。
いろんな猫ちゃんの爪の太さを基に6回も修正されて設計されたんだとか。
最高級ステンレス使用で抜群の切れ味
刃に使われているステンレスは重量の高い高強度ステンレス製の刃を使用しているとのこと。
猫の爪は何層にも重なっているので、切り方によっては爪が割れてしまうこともありますがネイルクリッパーは断面をきれいにカットでき、猫に伝わる衝撃も最小限に抑えれるよう工夫されています。
ネイルクリッパーを実際に使ってみた!
さてさて、さっそくはぐりの爪切りに使ってみましたよ。
商品が届くのを今か今かと待っていて、しばらくはぐりの爪切りを控えていたのでかなり伸びてました。
なんだかいつもと違うモノが近づいてくる・・と不信顔のはぐり
穴に爪をスッといれますよ。
と、ここで私はとても大事なことを忘れていたことに気が付きます。
この1年で老眼が進んで、もうすっかり手放せなくなっている老眼鏡。つけるのを忘れて爪切りに臨んだので、穴に入れるところでワタワタとしてしまいましたw
でも、見えますか?こんな感じで穴に入れた後は適度なところまでしか入らないので、そこでパチン!とカットすればいいんです。
うん、めっちゃ簡単!
さて、もう一度。
サクッと切れるからか、いつもならこの時点でひとひねりかましてくるのに大人しいはぐり
いやー、このネイルクリッパーには本当に感動しました。
どこでカットすればいいかハラハラする必要がなくなって世話係も安心だし、はぐりもこれまでよりはお利口さんで切らせてくれました。
ギロチンタイプですが、もともと持っていたギロチンの爪切りとは違い、ハサミのように縦に持ってカットするので扱いやすいところも良かったです。
パンジーにはまだ試せてないのですが、鉄拳振りかざす頻度が減るといいなぁw
いつも爪切りで苦労しているお世話係さんがいたら、ぜひスマートネイルクリッパーを試してみてくださいね。