今回はキッチンや洗面、トイレの水回りの検討をまとめました。
”キッチンの床”をどうするか。
それほど料理をする訳ではないけれど、2時間近くキッチンにいることも。
グレー系のタイル貼りにするのが定番かなーと思いつつ、長時間キッチンにいる時の「足の疲れ」が気になります。
そして、タイル張りにすることに対してもう一つワタシの気になっていたこと。
それは「境目」。
境目に使う素材や色でも印象は違うと思うけれど、タイルとフローリングが「バサッ」と分断されているあの境界線がどーしても気になってしまうんです。
めちゃめちゃ広いおうちであればそんなに気にならないんでしょうけど、ダイニングからも丸見えの位置にその「境目」がくるので絶対に目に入ってしまう。
タイル張りにするなら、段差を設けてエリアを分ける方がワタシ的にはいいけれど、44㎡の我が家には無理なプラン。
ネットでいろいろ調べていたところ、キッチン床にコルクを使用した例を発見。
神戸コルクというメーカーでいろんな色のコルクがあるんです。
「キッチン床にコルク」って選択肢は思い浮かばなかったけれど、調べるとコルクなだけに足に優しいし、水にも強い。
冬でもひんやりしないし、お皿落としてもタイルみたいに割れない。何かちょっと良さげかも(境目問題はクリアされないけど)
足が疲れないってポイントにかなり惹かれて、担当の人にさっそく相談です!
すぐにお返事がきました。
「足の疲れを考えるとコルクは”あり”ですけどねーーーーー、問題は”におい”です」
えっ・・・臭いのΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
製品そのものに独特なにおいがするのと、施工に接着剤を利用するのでその匂いもするとのこと。
いずれ匂いは消えてしまうらしいんですが、それを聞いて一気にトーンダウン。。
そしてワタシの部屋の雰囲気にコルクはイメージと違うとも言われ、撃沈・・・
うーーーーん、どうしよう。
という決め方で、フローリングに落ち着きましたよ。
キッチンシンクは主張しないものが好み
次はメインどころのキッチン本体について。
リノベ妄想を膨らませていた時から「ワタシの好みではない」ポイントだけはハッキリしていましたが、”じゃあどこのメーカーにしたいのか”という答えがずっーとでていませんでした。
「好みではない」ポイントはこの2点
凸のカタチのシンク
ライン状の取っ手
好みは人それぞれだし、これは本当にワタシだけのかなり勝手な意見にすぎないのですが。この2つが合わさると
「わたくしがシステムキッチンよ!」と主張しているように感じまして・・・
どこのメーカーがいいか分からなかったので、物件探しを始めたころから時間があればショールーム巡りをしていました。
TOTO、LIXIL、タカラ、トクラス、パナソニック、クリナップとダダーっと見ました。
で、どのメーカーを見ても「あっ、これいいかも♪」っていうトキメキを感じるものがなかったんです。
ランクの高いものは確かに質感はいいけれど。
うーーん、なんだかなぁ・・。
と頭を悩ませていたとき、担当の方から勧められたのは「ウッドワン」と「造作キッチン」
とりあえずウッドワンを見に行くことに。
ウッドワンって、ワタシの中のイメージはカントリー調でしかありませんでした、こんな感じ。
とある週末に行ってみました。見てみました。
何だかス・テ・キ(((o(*゚▽゚*)o)))???
もう「ウッドワン」に確定です(決めるの早すぎ?)。
ここからまたお金とのせめぎ合いの始まりなのです。
キッチンワークトップとシンクを決める
ここからいろいろと組み合わせを決めていく訳ですが、もう本当に”お金とのせめぎ合い”。
ウッドワンは扉やワークトップ、シンク、取っ手、キャビネットタイプ、水栓までかなり選べる自由度が高いのが特徴
カタログには標準の組み合わせ範囲が書いてありますが、書かれてない組み合わせでもOKなものもあります。
ウッドワンでは人工大理石のランクがグループ1から4まであり、16種類から選ぶことができます。
最初ショールームで見たときはこのラグジュアリーな感じにすごく惹かれてました。
が、お高いです。
グループ2や1に下げれば10万~値段は変わるけれど、雰囲気がまた違うんですよね。
そして気になったのが、キッチンの壁に貼り付ける予定のタイルと大理石との見た目のバランス。
「ひょっとして、大理石よりステンレストップのほうがタイルには合うんじゃない!?」
気になったのは「ヘアライン(グループ2)」
実際に見たら、「バイブレーション」のほうがマットな感じでワタシ好みだし、タイルとの相性はステンレスのほうが良さそう(゚∀゚)ウンウン。
最初に惹かれていた人工大理石グループ3は30.5万円。バイブレーションは19.6万円。
ちなみにヘアラインは16.6万円(当時のワタシの殴り書きメモなので間違ってたらゴメンナサイ)
ワークトップはステンレス バイブレーションに決まりました!
*シンクはワークトップの種類との組み合わせ制限があります
「ステンレススクエアマルチシンク」
加熱機器はお手入れ優先でIH。
そして見た目優先で(高いけど)ガラスタッチ式タイプがいい!
少しでも安くするため、「ラジエントヒーター+2口IH」にして、”施主支給”にすることにしました。
レンジフードは排気と梁サイズ?の関係で、壁面につけるのにセンターフードタイプを選ばないといけないらしく、お値段が跳ね上がるΣ(゚д゚|||)
レンジフードは部材も一緒に手配が必要なので探すのが大変そうだけど、こちらも頑張って”施主支給”決定です。
ウッドワンは加熱機器もレンジフードもバラバラ手配OKでした。
キッチン扉と取っ手を好みにしたい
キッチンの見た目を大きく左右する扉の木材、そして使い勝手に差が出る収納ユニットをどうするか、計算機片手に悩みます。
まず、扉選びから。
高そうだなぁと思いつつ気になるのは「オーク OK50」
ワタシの家具の雰囲気とも合わないんだけど(負け惜しみ)
やっぱり無垢の扉って本当にステキ。
雰囲気がグッと良くなります。
ワタシの苦手な”システムキッチン”っぽさも無垢だとほとんど感じません。この2つなら素敵なキッチンになること間違いなしなんですが、やはりお高い(+_+) 。
扉の木材を「ニュージーパイン」にするとNZ20からNZ60まで5段階あり、それぞれ最大5カラーから選べるのですが”ミディアムブラウン”があるNZ30とNZ20で迷います。
カタログで見ているときはNZ30のほうが框組もあって良いと思っていましたが、ショールームで比べてみるとNZ30は赤味が強くでている感じ。
同じニュージーパインでも使っている場所が違うからだそう。
見た目の色もNZ20のほうが好みで、お値段も抑えれることになってちょっとラッキー☆
続いて収納ユニット。
最初、担当の方からの提案は扉のグレードを「オーク」に上げつつ、収納を開き扉にするパターン。
開き扉のシリーズだとシンク下とコンロ下が開き扉になり、真ん中の調理キャビネットだけスライドになります。
実際の提案のモノとは違いますが、開き扉のシリーズだとこんな感じ↓
シンク下もコンロ下も開き扉になると、中の収納は自分で考えないといけません。
良く言えば”自由度が高い”。
でもサイズを合わせて見た目も気にしながら収納棚を買うと、結局”後々お金がかかる”はず。
スペースを全部有効活用するのも至難の業。ここは奮発してオールスライドを選択
取っ手もいろいろ選べます。
これはアイアンシリーズの一部。
これは真鍮。ワークトップが人工大理石なら真鍮を選びたかった。
(何で対応の扉の記載をしているのでしょう・・)
つらつらと書き綴った内容でだいたいのお金を比較しますと・・・
- 初めのプラン:63.4万円
人工大理石グラニットグループ3/オーク扉/開き扉 - 決定したプラン:51.8万円
ステンレスバイブレーション/ニュージーパインNZ20/オールスライド
*IHやレンジフード、水栓は含んでいません
やっとキッチンが決まった・・
当時のワタシ、決めることや考えることが多すぎて本当にパンク寸前でしたよ。