2024年6月から始まったマンションの大規模修繕工事
今回はその修繕工事の様子（前編）をお届けします
足場で覆われる生活スタート
6月の中旬から仮設足場の組み立てが始まりました
3棟のそれぞれに区画番号が割り振られて、区画ごとに作業スケジュールが分かれます
我が家は角部屋で2区画と3区画の２つが対象
足場って組み立てが始まるとあっという間に覆われてしまいますよね
組み立て工事中は壁面にも固定するのでかなり大きいドリル音が鳴り響きます
足場に覆われると困るのが、雨の日にどのくらい降っているのか目視できないこと
雨の降り方によって傘や靴は調整したいのに、ちゃんと見えないので外に出てから重装備すぎた、、ってなることもありました
かなり激しい本降りの時は養生シートがこんな感じになるのでわかります
以前のマンションの大規模修繕（2016年）から時代の進化を感じたのは、養生シート越しの視界が前より良くなっていること
以前はベランダからの眺望が建物だけだったのでその違いのせいかもしれませんが、こんなに外が見やすくはなかったような気がします
台風上陸に備えて養生シートが寄せて縛られた日。結局台風の進路が大きくそれて、久しぶりにベランダから青空が見えました
足場で覆われても洗濯物を干していい日は干せるのですが、シートに覆われているせいで風が通りません
夏場なら数時間で乾きそうな日でもパリッと乾かない。そんな日が多かったです
住人の多数決で決めたこと
今回の大規模修繕は大規模修繕＋玄関扉交換＋エレベーター交換のトリプルセットをやるというお話を以前書きましたが、壁や天井・門扉の塗装、玄関ドアのタイプと色についてはどれがいいか住人アンケートで決まりました
アンケート期間中はサンプル色がマンション入り口付近に設置されたボードに貼りだされ、アンケートで投票
色が決まると、決定したものが貼りだされました
今回アンケートでは以下の４つが対象でした
①タイル部分を除く廊下
②ベランダの天井と壁面
③玄関扉の色
④玄関扉のポスト有無
以前のマンションでは微妙な色合わせで大失敗となった玄関扉枠の塗装ですが、今回の工事では扉枠は交換されるようなので扉と同じ色になるはず
マンションの美観にかかわるものを住人アンケートで決めてしまうってどうなの！？と個人的にやや不安に思ったのですが、勝手に決めた色で不満が続出するよりは納得性が高いのでしょうね
外壁の躯体調査と塗装準備
足場設置が終わると下地調査やシーリング工事、塗装前の高圧洗浄が行われます
ちょうど寝室の窓から壁面タイルの調査でマーキングされているところが撮れました
躯体調査の日はちょうどテレワークでしたが、打診ハンマーの音がわりと鳴り響いていました
以前の大規模修繕時はフル出社だったので、知らない間に工事が進んでいるなという感覚でしたが、今回の修繕ではテレワークの日はどんな工事で音が響くのか？を気にして過ごすことが多かったです
エアコン室外機は工事期間中、汚れないように段ボール蓋がつけられていました
ある日のベランダ。塗装前の養生がされていました
このあたりまでは塗料が使われることはないので匂いは発生しませんが、塗装作業が始まるとなかなか気になる匂いがします
次の記事では塗装作業の過程をまとめますね
