猫と暮らしていると、予想もつかない場所に猫が入り込んで驚かされることが時々あります
私が一番驚いたのは2匹目となるパンジーのお迎え初日の夜、トイレの裏側の隙間に入り込んでしまった事件
トイレの裏側に隙間があるなんて思ってもみなかったし、そこに入り込もうとする行動も想定外で本当に焦りました
トイレの裏側に猫が入ってしまった経験がある方はあまりいないかもしれませんが、洗濯機下の隙間はどうでしょう?
洗濯機の防水パンをかさ上げすると、猫が喜ぶ空間になるんですよね
以前の家の洗濯機置き場で抱えていたプチ問題を解消するため、今回のリノベでは洗濯機下のスペースをさらに確保した結果、猫たちが寝場所に認定する勢いだったので慌てて対策を施しました
簡単なカバーですが、お困りの方の参考になれば!
洗濯機をかさ上げするメリット
掃除のしやすさ
洗濯機下にしっかりと空間ができれば、洗濯機を動かさずに掃除することができます
洗濯機の下はなかなか掃除が行き届かない場所
重たい洗濯機は一度設置してしまうと簡単には移動できないので、引越しの際、洗濯機を運び終えた後の光景にギョッとした経験のある方も多いはず
万が一排水口が詰まった場合も、ある程度は自分で詰まりを除去することができます
落ちたものを拾いやすい
気が付かないうちにヘアゴムや洗濯ばさみ、靴下が落ちるんですよね
引越しの際、埃まみれのアイテムを何度目にしたことか・・
高さがあれば当然のことながら、落ちたものが拾いやすくなるので引っ越しの際に恥ずかしい思いをすることもなくなりますね
かさ上げ台のみでは物足りない!?
マンションの場合、年に一度、キッチンや洗面、お風呂、洗濯機の排水管を高圧洗浄機で洗浄する雑排水管洗浄作業があります。
以前のマンションでは、ドラム式洗濯機の四隅に置くタイプのかさ上げ台を使っていました
がしかし。
6cmほどかさ上げはできますが、洗濯機下の排水溝の位置も奥まっていたため排水管洗浄の際、洗浄NG宣告されてしまったのです
排水管洗浄をあきらめた結果(これだけが原因ではないですが)、猫の毛が原因の洗濯機排水エラーを繰り返すこと3回・・
洗濯機前面下のパネルを外すと排水管まで手が届くことを3回目の修理の際に知り、それ以降は排水管洗浄日に自分で洗濯機のパネルを外して高圧洗浄をやってもらっていました
洗濯機防水パンもかさ上げタイプに
今回のリノベでは、洗濯機の防水パン自体もかさ上げタイプにしてもらいました
防水パンに伸びる十字路は1か所だけ取り外し可能な蓋カバーが付いています(上の写真だと右側に蓋カバーが付いている状態)
一度洗濯機を置いたらもう自分ではどうすることもできないし、高さがあるにこしたことはないだろうと思い、防水パン+四隅のかさ上げ台の上に洗濯機を設置してもらいました
この十字路のトンネル、猫たちにはとても魅力的な通路に見えたようです
はぐりもパンジーも、入れ替わりこの十字路を潜り抜けて遊びだしたので慌てて在りもので通路を塞いだのですが、一度通れると知ったらまた通りなくなるのが猫、、
引っ越し直後でまだ埃や汚れもたまっていないですが、この先も潜り込まれては困る!というわけで、100均でDIYすることにしました
100均のプラダンで洗濯機カバーをDIY
我が家の場合は、防水パンの十字路を塞ぐカバーを2つ、洗濯機と防水パンの隙間を塞ぐコの字型カバーを1つの3アイテムを作りました
洗濯機下の排水ホースの収まり具合や、洗濯機と防水パンの隙間の空き具合によって作るアイテムも変わりそうですが、作り方自体はとてもシンプルです
もっと見た目に拘ったカバーを作りたい人には不向きですが、シンプルなカバーでOKの人はこれで十分かなと思います
材料(すべてダイソー)
- プラダン(35cm ×50cm) 数枚
- OPPテープ
- 強力マグネット 数個
作り方
- プラダンを必要サイズにカットします。猫たちがわらわらと寄ってきますので楽しみましょう
- 折り曲げたいところでプラダンの片面に切り込みを入れて、写真のように片面の一筋分の幅を切り取ります。この切り取る幅が狭いと折り曲げた時にしっかり折れ曲がりません
- OPPテープでつなぎ合わせます。丈夫にしたかったので両面にOPPテープを貼りました。もうこのくらいになると猫たちも関心がなくなります
- 完成です!
出来上がったものを取り付けるとこんな感じに。
防水パンの十字路に貼り付けたプラダンカバーはOPPテープではなく引っ越しの際に使われるような養生テープを使いました(排水管洗浄の際に簡単にはがせるようにするため)
側面はクリップ型の強力マグネットで固定していますが、猫たちに外されたことはありません
スティックタイプのマグネットを裏側に貼り付けるほうがすっきり見えそうですが、見えない場所だったので簡単に済ませちゃいました
ちなみに、防水パンに付属していた蓋カバーは前面の窪みに設置できたほうが見た目がキレイだったのですが、サイズ的に左右の窪みしか合いませんでした・・
防水パンの設置が縦横間違えている?という疑問も浮かびましたが、確認しても改善はできなさそうだしこのままにしています
洗濯機下をぐるっとカバーできたことで、猫が入り込んでしまうことも毛埃が防水パンにたまることも防げそうです
簡単に作れたので、お困りの方がいたらぜひやってみてくださいね