リノベ工事が終わると、竣工検査です。
ワタシの場合、竣工検査から物件引き渡し・引越しの日程は、騒音クレームの一件もありキチキチのスケジュール。
竣工検査で指摘した箇所を手直しできるのは、音出し作業NGの土曜日を含めて3日しかありませんでした。
あまり言いたいことをハッキリ言えない、情で流してしまうタイプの人間です。
住みだしてから1週間経って、この自分の性格を少し悔やんでいます。。
竣工検査は仕事終わりの夕方から。すでに担当の方達で事前にチェックして手直しが必要なところにはテープが貼られていました。
それ以外に気になるところをワタシがチェックして確認していくという流れ。
竣工検査の日は、養生シートで覆われていて見ることができなかったフローリングと初めての”ご対面”を果たし、雰囲気の良さにすっかりテンションが上がってしまったワタシ。
*始めてみた床に興奮したときの記録はこちらでどうぞ

そして、ベンジャミンムーアの塗料で塗られた室内ドアとWICのルーバー折れ戸の仕上がりにも満足して、終始ご満悦。
今思うと、この状態で気になるところをダメ出しなんてする気分でもなく、チェックが甘くなってしまったんだと思います。。
そして、竣工検査をした時間帯も夜。照明で照らされた室内と、日中の採光とでは見え方も違う。
壁紙の剥がれや浮きの目立ち、タイルと壁紙の境目の処理、塗装の剥がれ等々。
どこまで隈なく見たらいいものかもよく分からず、
”なんとか引っ越しも無事に間に合わせてくれたし”
”騒音クレームの夜勤住人にも最後のお詫び&工事終了報告の対応をしてくれたし”
”ここまでやってくれたのに細かいところまで指摘するのは気が引けるなぁ・・”
って気分になってました。
が、しかし。
実際に住みだして、荷物を置くのに棚や床を拭いたり、椅子に座ってボーーーっと部屋を眺めたりしだすと、その時は目に留まらなかった細かい部分がものすごい見えてくるんです。
棚板の端部分の仕上げの悪さや、塗料の汚れ付着とか。壁紙も、手直しはしてくれているけど、やっぱりまだ下地が目立つところがちらほら
日中のほうが日差しの具合でくっきりと見えてしまうんですよね。
たぶん、竣工検査は一人でじっくりと日中にチェックして、その後に担当さん達と確認するほうが良かったんだろうなぁ。
何百万もかけて工事をしたんだから、仕上がりにはもっと”完璧”を求めてもよかったと思います。
リノベ後、1回目のプチ修繕
結局リノベ会社に伝えたのはお正月ムードが明けてからでした。
少し間が空いてしまいましたが、土曜日にリノベ会社の方が来てくれて、当日に修繕できるところは全部やってくれました。
最初に一番衝撃を受けたのがこれ、洗面台の排水栓

年末の掃除の際に排水栓を持ち上げてひっくり返して、ワタシが驚いてひっくり返りそうになる・・・。
最初見たときはもっとドロっとしたサビがぼってりと付いていて、「ナニコレーー」とすぐに拭き取り、でもこれ以上落ちない・・・って状態です。
もしかして!?と思いお風呂の排水口を覗くと、ここにもジャリジャリとサビっぽいものが。
フチのところに残ってるシール跡は、ワタシのはがし方が悪かっただけで今はキレイです。
まだ住みだして10日程しかたっていなかった年末のあの日。
と不信と不満が交錯しながら悶々と年を越すことになったんです、実は。
年が明けて少し経ってから、他の気になる箇所も資料にまとめてメールしたところ、リノベ会社の方から返答があり、これが「もらいサビ」というものだと初めて知りました。
リノベ工事中は水を止めて工事をしているので、工事完了時に元栓を開放すると、マンションの共用部にあたる本管部分のサビが出てくることが多いんだそう。
工事で出た鉄くずを流すようなことは一切ないですよとの返信を見て、不信感は消えましたが、本管のサビが流れ出てくることがあるなら最初に教えておいて欲しかったヨ・・
他にも気が付いたことがいくつか。
天井の壁紙の仕上げ漏れが4ヵ所
キッチンタイルの目地割れや洗面床タイルの目地の変色

その他に「窓枠のペンキ汚れ」「室内窓の内側の窓のズレ」「キッチン背面カウンターのたわみ」も気になってました。
午後から施工店の方とリノベ会社の方がきて2時間ほどひたすら修繕作業。
壁紙は1か所だけはコーナー部分を全て張り替えたほうがいいとのことで後日になりましたが、他はキレイに。


洗面床タイルの目地の変色は目地に残っていた何か(何だったかな・・)が原因だったそうで、全部磨いて取り除いてくれました。
洗面の排水栓のサビはどうやって取り除いたのか見てませんでしたが、すっかりキレイに。
S字の排水口も念のためキレイにしてくれました。
洗面台の端のパッキン処理が甘かったのでここもついでにキレイに。
室内窓の内側部分のズレ、これはもう直せないと勝手に思い込んでましたが、固定窓ではなくガラスが割れたときにも修繕できるように取り外し可能な仕様にしてくれていて、ズレは簡単に直りました。

そして、ベランダ側の窓枠のペンキ汚れは今回のリノベで発生したものではなかったのですが、これもペンキを上手く剥がしてくれました。
キッチン背面カウンターのたわみは金具で補強が必要なので後日対応してくださることに。しっかりと修繕してくれて、ワタシの中にモヤモヤとしていたものもスッキリ(゚∀゚)
リノベ後、2回目のプチ修繕
前回できなかった修繕を2回目にやってもらいました。
まず、リビングとベッドルームの間の壁紙を全体的に張り替えます。
エアコンホースがうねっている壁とミッキーが寛いでる側の壁を丸ごとはがしてやり直し。(この写真は修繕後)

最初は壁紙の接合部分のコーキングが甘いだけかと思ってたのですが、下のボードがどうとかこうとか・・・(忘れましたヨ)で、全体的に貼りなおさないといけないらしい。

キッチン背面カウンターのたわみ。
引っ越して、オーブンレンジを置いてすぐに棚板が少したわんでいるような気がしてましたが、以前の修繕の際に確認してもらったところ、やっぱりオーブンレンジを載せると壁側の棚板が数ミリたわんでいました。

この時、伝えようか迷いつつ、疲れてテンション下がってたし「まぁ、いっか・・」と言わなかったことがあります。
前回の修繕で、室内窓の内側の窓のズレを直してもらった時。
固定されて取り外せないと思っていた窓枠が実は取り外せることを知って、「へーーースゴイ!」って驚いていたのですが。
事件は突然起こりました。
一旦外した窓枠が、目の前でツーーーーーっと倒れて・・・
ひゃーーーーーーっ(゚д゚)!!
寸前でキャッチしてくれたので割れずに事なきを得ましたが。
帰った後、キッチンカウンターにしっかりと爪痕が残っていることに気が付きました。
フツウ、これだけキズついたらすぐ言いますよね?
このキッチン背面カウンターの棚板はリノベ後の後悔が一番大きい部分で。この棚板も上からタイルを貼って隠してしまおうかと思ってるくらい。
なので、「まぁ、文句言わなくてもいっか・・・」
と、言わずじまいです(-ω-)/