2匹目の猫をお迎えする時って上のコにも気を配らないといけないし、対面の時はどうしようとか、ものすごいいろんなシミュレーションしながら当日を迎えた世話係ですが、初日に起きた忘れられない大事件を振り返ります。

お迎え初日。午前中には羽田空港に行き、パンジーを引き取って午後には我が家へ。
あたふたとしつつも、意外とすんなりとはぐりが受け入れてくれたので、ホッと一息つこうかと思ったのが夜10時くらい。
あれ、急にものすごーく静か。ふと気が付いたらパンジーの姿が見当たりません。
目に入るものすべてがオモチャで家中駆け回ってわしゃわしゃとはしゃいでいたのに、急に何の音もしない。
どこか家具の下にでもいるのかなー、疲れて寝ちゃったかなー?と探し出し、5分、10分。
そして15分もたったころには完全にパニック。
絶対に家のどこかにいるはずなのに、どこにもいない。今まで、はぐりが潜んでいたような場所はすべて探しつくしたのにいない。
こんな狭い空間なのに、どこにもいない。
「え、もしかしてまだお迎えしてなかったっけ、え?さっきまで居たと思ってたけど夢・・?」
って頭の中ぐるぐる回りだしたけど、夢のわけないし、やっぱりどっかにいるはずだし、玄関も開けてないしーと、半泣きでもう一度探してもいない。

もしや?とのぞき込んだら、こんなところに空間が。

中がどうなっているのかも分からず、とりあえず鏡でみてみたらこんなに大きな隙間がありました。

鏡と懐中電灯でなんとか工夫して奥を捜索していたらうっすらと顔らしきもの(鼻回りが白くてよかったw)が暗闇に見えて、とりあえずココにいるんだと安堵したけど、どうやったら出てくるのか。
ブリーダーさんや猫友のアドバイスをもらって、オモチャやご飯を置いたら一瞬顔が見えるところまで出てきました

この時に引っ張り出せたらよかったのですが、なんせ狭い。角度的に手を入れるのも難しい。
はぐりは、ここに入り込んだのが最初から分かっていたんですよね。心配してのぞき込んでました

そしてそれから1時間くらい。はぐりもワタシもずっと洗面でひたすら待ち続け、ひと眠りして目が覚めたのか、ようやく出てきました。

パンジー本人は「なにがー?」って顔してました。
また入り込んだら困るのでとりあえず新聞紙を隙間に詰め込んでふさいでますが、入りたそうにトイレ裏にいくことが未だにあります。
これから子猫をお迎えする方、我が家と同じようなトイレの場合は、裏側の隙間に気を付けてくださいね。

突然やってきた小さな猫が、自分のおうちを荒らしまくるのが気が気ではないようで。



