マンションの売却記録、ここからは内見の様子をお届けします。
内見?内覧?
新築物件やモデルルームは内覧、賃貸は内見と呼ぶことが多いという記載もあれば、地域間によっても呼び方が違うという記事もありました
売り出して1か月、不安な日々
売却の契約手続きをして、不動産サイトに掲載され始めたのは5月下旬
その後、室内撮影した写真が掲載され本格的に売り出したのが6月上旬。掲載不備がいくつかあり、もやもやの連続だったのは前回の記事のとおりですが・・
室内写真も載ればすぐに内見くるのかな!?
いつ来てもいいように整えとかなくちゃ!
ソワソワしていたのに何の反応もなく、さすがに1か月を過ぎたころから不安になってきました。
Cさん曰く、「ワンルーム」は検索する人が圧倒的に少ないんだとか
30㎡台のマンションでも部屋に間仕切りがあれば狭くても1LDKで、そちらのほうが検索はされやすいらしいです。
その「良さ」をちゃんとアピールするのが営業マンの腕の見せ所だと思うんですけど、、
毎週の営業報告は不動産会社の自社サイトでの検索表示数だけなのですが、SUUMOに掲載している数値を一度見せてくれたことがあります。
我が家の物件閲覧数とエリアの平均値がグラフになっていましたが、本当に見てくれている件数が少なくて、お気に入りにもほぼ登録されておらず、惨敗・・・
分譲マンションを最初から「ワンルーム」で探す人ってほとんどいないですよね
この時ばかりは間仕切りをつけなかったことを少し悔やみました
問合せがあっても内見まで繋がっておらずだったので、価格を見直すべきか相談していたところに、やっと吉報が入りました
やっと来た!内見1組目
売り出し始めて1か月半、やっと1組目の内見希望者が現れました。
金曜に連絡が入り、日曜午後から来ていただけることに。
内見希望の連絡があると、どういう方なのか「お客様概要」を事前に共有してくれます。
当日は何名で来るのかについても連絡があり、今回は他社仲介のため3名でやってきました
ピンポンがなり、玄関で挨拶が始まるやいなや我が家の猫たちはベッド下に。
他社の不動産担当者の方は初老のおじさん。
中へどうぞ~といいつつ、おじさん担当者がスリッパ持参ではなかったので家のスリッパを出しました
不動産会社の方って、私が今の家や次の家の物件探しで内見する際も、物件査定で来てくれた時も常にスリッパは持参してくれていたので当然持参してくるだろうと思っていたのですが・・
スリッパ持参じゃなかったのは1組目の内見の時だけで、以降は持参されていました。
見に来てくれた女性の方はおそらく同世代。
どこから案内すればいいのかな・・と思っていたら、「まずベランダ見ていいですか?」と予想外のリクエスト(おぉ、そこから見ますか)
大きな道路がすぐ近くを走っているため車の騒音がどの程度が気になってたそうです。
女性の方は物件探しを始めたばかりというのが会話の流れで分かり、私が購入後にスケルトンリノベしたという説明も理解半分という感じでした。
おじさん担当者は無垢フローリングをとても気に入ってくれたようで、「新築マンションでも無垢材はほとんどないんですよ」と何度も女性の方に伝えてくれました
ペット可で探しているとのことだったので聞いてみると、愛犬を亡くしてしまったけどまたいつか迎えたいとのこと。。
ウォークインクローゼットや納戸、洗面下収納は私が扉をあけつつ説明してサッと見てもらう感じで内見は進みましたが、15分もかからず終了。
あまり向こうからの質問もなくあっさりと終わったので申し込みはないだろうと思いましたが、その通りでした
翌日、Cさんから連絡があり、
室内が綺麗な点や使いやすい間取りは好印象だったようですが、バルコニー側の通り沿いの音が懸念とのことでした。
都内の新築物件等もご検討になられる方向性のようです。
エリアも広範囲で新築物件も検討対象であれば、まだまだ絞っていくには時間がかかりそうですよね。
申込につながらず残念でしたが、やっと1組目の内見があってホッとしました。
中古マンション売り出し価格の見直し
今回の内見では申込に至らなかったし、このまま現在の価格で売り出しても今物件を探している人の中から新しい顧客が出てくる可能性は低いとのことで、売り出し価格を見直すことにしました。
価格の下げ幅やタイミングは不動産会社によっても考え方や対応が異なると思いますが、私の場合は200万円下げることで価格帯が一段階下になるので、検索条件で新しい顧客にヒットしやすくなるというものでした。
不動産情報検索サイトで価格の絞り込みは500万円単位で設定するところが多いので上記の考え方はなるほどと思いました
売り出し価格の決め方
売り出し価格について触れてなかったですが、年内には引き渡しまで終わらせたいけどまだ少し期間にゆとりがあったので、査定価格から少しだけ上乗せしたチャレンジ価格で売り出しました。
訪問査定にきてもらったタイミングでは、同フロアで2物件がリノベ済み物件として売りに出されてましたが、その後1件は成約し、もう1件は当時より価格を下げて売り出し中という状況でした。
売り出し価格は周辺の相場はもちろん、同じマンションで売りに出されている物件があれば条件面から当然比較されるため、いくらで売り出すべきなのかは客観的なデータや根拠から算出してもらうのが一番良いと思います。
余談ですが、私が年始に関西の物件を探しだした当初からずっと売り出されている物件があり、なんとなく気になって時々様子伺いしてしまうのですが、まだ売り出し中・・
関西の人気エリアなのに、部屋が凹の字に細切れになってるので使い勝手が難しそうで、キッチンが派手目のブルーでそのまま使いたいって思えなくて、大通りに面してるから騒音がすごそうで、場所以外は何も良さを感じないのに価格が見合ってないんですよね
でも明らかに高い価格だなって物件は、物件を探し始めると分かりますよね
中古マンション内見時に聞かれること
3組4件の内見で無事に申し込みをもらえましたが、よく聞かれることは基本的に一緒でした
これは内見の方からではなく、他社不動産の方から必ず聞かれました。
買主が不利益を被るようなことを隠していたりしてないのか、売主の口から売却の背景をきちんと聞いて確かめているのかなと思いました
ペット可の駅近物件で角部屋、お隣さんちのおかげで窓から緑も見えるのが気に入ったけど、もとはとっても汚い部屋だったんですよ~wって話は毎回しました。
役所系の施設が全部そろっていて、この辺りは災害にも強い地盤だったことも決め手という話題はみなさん関心が高そうでした
これ、私も初めは把握しておらずでしたが、ペット可で探している方なら気にされるポイントなので、答えれるよう規約を確認しておくといいです
南側は視界は抜けてますが、前方の建物がもし建替えとなれば日当たりにも影響します。
「今のところは予定がなさそうですが、可能性としてはゼロではありません」とCさんが答えてました
市の福祉施設でずっと利用されている場所なので、いきなり施設を取り壊してマンションが建つなんて可能性はとても低いと思いますと補足するとみなさん安心されていました
日中は車の音も気にならないので、内見に来られた方がみなさん「ぜんぜん静かですね」「もっと音がすると思ってました」と言われるのですが、夜はけっこう気になります。
消防署や警察署も近くにあるし、バイクの集団が走ることもあるので、それなりに鳴り響くことは包み隠さず正直に伝えました
同じフロアの4軒先までと真上の方は顔も分かるので、一部屋ずつ説明しました
「全然知りません」なんて言われたら不安に感じますよね