マンションの売却記録、前回は初めての内見の様子と価格変更についてまとめました。
今回はその後の状況と2組目の内見についてお届けします!
売り出し価格見直し後の反応は?
1組目の内見者は見送りとなったので、その後すぐに売り出し価格を引き下げました。
200万円下げたことで価格帯が一段階下になり、物件の閲覧数はかなり増えたのですがそのまま3週間が経過
もともと住んでいる場所としてはファミリー向けの閑静な住宅地なので、単身者が好んで選ぶ駅ではありません
私も当初の物件探しでは候補エリアにはしておらず、営業の方に「この辺りの沿線も探してはどうですか?」とアドバイスをもらって目を向けるようになったエリアです。
価格を下げてすぐに反応がなかったので、このまま買い手が見つからなかったらどうしよう・・という焦りを感じてきました。
そんなときに、関西の物件でお世話になった不動産会社の支店が家のすぐ近くにあることを思い出し、問い合わせてみることにしました。
訪問査定を新たに依頼してみた
問い合わせるとすぐに連絡をくれ、営業担当のDさんとその上司の2名で査定に来てくれました
数日後の8月上旬に査定結果と今後の相談をかねて窓口を訪れたときのこと。
Dさんはかなりのインテリア好き男子で、私が居住中の間にこの家具たちも見てもらって買い手を見つけたい!と、とにかくすごい熱量の持ち主でした
Dさんの上司の方から「ちょっと悪く言うようで申し訳ないんですけどね」という前置きとともに伝えられたのですが、物件の販売図面が大変もったいない状況とのこと
販売図面とは
不動産会社が作成するもので、価格や物件概要・セールスポイント・室内写真やマンション外観などを掲載した資料のこと。購入検討者へ渡す案内資料となる
どんな販売図面になっているのか、見せてもらいました。
▲とても大きく真ん中にワンルームの平面図
▲曇り空の中、細長くしか見えないアングルからのマンション外観写真
▲電柱と濡れた地面が写真の半分を占めるマンション玄関写真
▲リフォーム履歴とマンション設備は小さな文字で箇条書き
マンション外観写真はCさんが最初に撮った、あのいけてない写真が使われていました。
「僕はこんな感じで作成しています」と、Dさんが担当されている物件の販売図面を見せてくれました。
パッと見だけでも雲泥の差ですが
緑が見える景色を入れた写真を大きく配置して、キャッチーなリード文でアピールします
(うんうん、私も自分でチラシつくるなら絶対そうするよ)
実際に販売図面からの問い合わせがどの程度あるのか分からないし、大半はSUUMO等を見て問い合わせてくるんじゃないの!?と思うのですが、私が関西の今の家を知ったのも、担当してくれていたBさんが販売図面で物件情報を送ってくれたのがきっかけでした。
ってことは、販売図面、やっぱり大事だ!
今締結している専任媒介契約は3か月で満了なので、期間更新をしなければ8月下旬で契約終了です
この状態だと何も変わらなさそうだし、契約満了後はDさんの熱量に託してみようと思い、契約終了日の翌日に再度来店し媒介契約を結びたいと伝えました
Cさんとはこのまま契約満了で穏便にお別れにしよう・・と思っていたタイミングで2組目の内見希望者が現れました
マンション売却、2組目の内見
金曜日の午前中にCさんから連絡をもらい、日曜日に内見に来てもらいました。
二人暮らしだとちょっと狭いはずだけど、どうなんだろう・・今住んでいる地域だと電車の路線も違うところだなぁ
そんなことを思いながら当日を迎えました
他社の不動産営業の方と3名で中へ案内すると、女性の方がすぐに内装を褒めてくれました。
「今日は主人が来れなかったのですが、昨日二人で周辺を見に来たんです。この辺り、住みやすそうでいい場所ですね」
ん?この男性の方は・・?
ご夫婦だと思っていたら、共通の友人の方でした。
終始和やかな雰囲気で気さくに話してくれる方で、現在は駅からバスで山に登り、「静かだけど不便な場所」に住んでいるとのことでした。
とても広い3LDKに住んでいるけど、家具もほとんど持っておらず部屋を持て余していて、今後高齢になった時に困らないよう駅近の便利な場所でコンパクトに暮らしたいと考えて探しているんだそうです。
寝室となる場所にシングルベッドが2台置けるかどうか長さを測ってみたり、リビング側はこんな感じになるかな?と会話されていて、けっこう前向きに考えてくれてることが分かりました。
でもやっぱり狭くないですか??
猫も2匹飼われているとのことでどんな猫ちゃんか聞いてみると、ふたりともノルウェージャンだそう。
大人二人とノルウェージャン2匹
いやー、どう考えても絶対狭すぎると思うんですけど・・と心の中で気になりつつキッチンや洗面、ウォークインクローゼットも案内
かなり狭くなるはずだし実際に住みだしてから不満にならないか気になってしまいますが、ウォークインクローゼットもこれだけの広さがあれば十分だと(私はもうパツパツだったのに)
キッチンのタイルや室内窓、トイレの照明もすごく気に入ってくださり、キッチンの引き出しをうちの猫たちがガリガリと削ってしまっているところをお見せした時は「まぁ、愛おしい傷跡」というお返事
帰る際には、「お休みのところお邪魔しました」と丁寧にお菓子までくださいました。
長期休暇はマンション売却のチャンス!?
2組目の内見後はすぐに不動産会社の夏季休暇の期間となり10日間ほど間が空きましたが、休み明けすぐに連絡があり、2件の内見希望が入ってきました
年末年始やGW、お盆といった長期休暇はマンション購入希望者がじっくりと不動産サイトを見るケースが多いそうで、休み明けは問い合わせが増えるんだそうです。
不動産会社はほぼ一斉に休みになるので、何か聞きたいことがあってもすぐに状況が分からないのは歯がゆいですが、一斉に休みなので先を越される心配もなく、慌てずにじっくり物件を比較できる期間ですよね。
2件のうちの1件は、先日の他社仲介ご夫婦の旦那様。もう1件は単身女性で初のCさん会社仲介のお客様です
単身女性の方の内見がお盆明けの金曜日、ご夫婦の旦那さんが翌日の土曜日となりました。
今の不動産会社との媒介契約もあと1週間で終わりというタイミングでなんだか慌ただしくなってきました
先に結論を書いてしまいますが、この女性の方が内見後そのまま当日に購入申し込みをしてくれました。
が、翌日の内見も対応することになりました
女性の方が住宅ローンの事前審査もその日に出した段階でまだ不確実な状態だったため、ご夫婦には「購入申込みは入ったが事前審査を通している段階」であることを伝え、それでも内見希望があれば対応しましょうという判断です。
男性の内見はちょっと違う?
というわけで、順番が前後しますがご夫婦の旦那さんが内見に来られた様子を「2組目」の内見ということでこちらにまとめます
土曜日は旦那さんと他社営業の方とCさんの3名でした。
旦那さんお一人だったので聞いてみると、奥さまは車で待機していますとのこと。
前回の内見で奥さまから室内の様子は聞いていたようですが、改めて案内。
男性の方だからなのか、リノベした当時の様子や使っている資材、ペイントした建具等にとても興味があるようで、室内の案内も建築資材に関する話題が中心でした
そして私が購入の決め手の一つになった地盤が固く災害にも強い立地である点、徒歩圏内に役所系施設がすべてそろっている点にもとても頷いていて、
「今日もこのあたりを車で周ったのですが、本当に住みやすそうでいいですね~」
と言われていました。
ご夫婦の今住んでいる地域の路線とは沿線で交差するところがない別路線なので、何かと不便にならないのかも気になっていたのですが、勤務先はこちらの沿線に引っ越したほうが近くなるんだそう。
すでに購入申し込みが入っていることは承知の上で見に来られたのですが、この辺り周辺を候補地にされるんだろうなと感じた一日でした。