関東から関西のマンションに住み替えるため人生2回目のリノベーションを実施、マンションの売却記録をまとめた2回目の記事です。
前回の記事では、査定をしてもらいマンションを売却する時はこの営業担当者にお願いしよう!と決めるまでをまとめました。
関西のマンション購入手続きは、フリーランスで遠方からの購入ということで不正を疑われて大変な思いもしましたが、なんとか本審査を通過
引き渡しの際の不動産登記の税率を安く抑えるため、関西の不動産仲介を担当してくれていた営業担当のBさんから連絡がありました
当初はリノベ工事の終わりの時期が見えてきてから売却手続きをしようと思っていたので、予定よりかなり前倒しで動くことになりましたが、もうお願いしたい担当の人は決まっているし、すぐに連絡して手続きだけ進めてもらえばいっか!
と思っていたところに予期せぬお知らせが届いたのです。
今回は売却の契約手続きをまとめました
不動産売却で大事なのは営業担当者選び
私が机上査定と訪問査定で依頼した不動産会社は昔からある大手の不動産会社ばかり。
やはり大きな金額の取引になるので、少なくとも自分が見聞きしたことのある不動産会社の中から選ぼうと思いました。
ですよね。
この人なら安心と感じたポイント
レスポンスが早い
メールを送ると定休日以外は10分以内には返信がくる対応の速さに驚きました。
当日中ですが少し返信まで時間があった際は、「●●の対応中だったため返信が遅くなり」と毎回とても丁寧かつきっちりと返信してくれました
説明が明瞭で分かりやすい
訪問査定の際、印象を良くしようと表面的に褒めてくれるのではなく、
- どういう点で良いと思ったのか
- 他の物件にはないアピールポイント
- どんな人に向けて売っていきたいか
等々、筋道を立てて具体的にしっかりと説明してくれました。
話口調も明瞭で伝わりやすく、曖昧さを感じることが一ミリもありませんでした
成績が全国トップクラス
今回お願いした不動産会社では、営業担当者のこれまでの販売実績が分かる表彰履歴やお客様からの声が見れるようになっていました。
訪問査定に来ていただいた女性の担当者の方は、販売成績が断トツのようで、●●地区1位のレベルではなく「全国1位」を受賞していました
残念なお知らせは突然に
関西のマンション引き渡し手続きまでに急ぎ売却の契約手続きを進めたいとメールを送ったところ、すぐに返信が届きました。
私がお願いしたかった女性担当者の方は、春に海外拠点に異動していました。
素晴らしく優秀な方だったので海外赴任はさすがだなと思いましたが、せっかく巡り合えた方に担当してもらえないことが分かりやや落ち込みました・・
後任のCさんも人当たりは良さそうだったので、契約手続きはそのままCさんにお願いすることにしました
マンション売却の手続きまとめ
不動産を売却する際、媒介契約の種類としては3つありますが、私は「専任媒介契約」にしました
細かな説明は省きますが、専任媒介は売却の依頼は特定の1社のみ。一般媒介の場合は複数の会社に依頼できるのが大きな違いです
SUUMOなどの不動産情報サイトに同じ物件がいろんな不動産会社から載っている場合、売主さんが一般媒介で多くの不動産会社に売却を依頼しています
私がSUUMOで見かけたケースでは11社に売却依頼している物件がありました
11回も媒介契約書を書いて11人の営業担当者とやりとりをして、内見の対応も11社からくる・・・
売却のやり方や考え方は人それぞれですね!
私は専任媒介のほうが不動産会社側も営業活動により注力してくれると思ったので、専任を選択しました。
専任媒介契約をすると不動産業界で運営されている「レインズ」という物件情報共有システムに7営業日以内に登録され、2週間に一度営業活動報告が義務付けられています。
私がお願いした不動産会社では毎週郵送で報告書が届きましたが、自分でシステムから閲覧することも可能でした
報告書には、物件の閲覧数(自社サイト掲載分のみ。SUUMO等の閲覧数は含まれません)、問い合わせ件数、今週の営業活動(どんなアプローチを実施したか)が盛り込まれていました
売却活動の準備
設備検査
媒介契約後は、設備検査が行われました。
正常に作動しているか、専門家の方が来て住宅設備を一通り点検し、故障や不具合が発見された場合は補修を行うものですが、特に不具合等はありませんでした
点検に来てくれたかたからも「8年も経っているように見えないくらい、本当にキレイです」とお褒めの言葉をいただきましたヨ
写真撮影
サイトや販売図面に掲載する室内写真や外観の撮影は6月上旬に行いました
販売図面とは
不動産会社が作成するもので、価格や物件概要・セールスポイント・室内写真やマンション外観などを掲載した資料のこと。購入検討者へ渡す案内資料となる
水回りのクリーニングをしてプロカメラマンが撮影してくれるサービスもあったのですが、築年数や広さから対象外だったので、営業マンのCさんが撮影してくれました
やっぱり最初の営業担当者がよかった・・もやもやを吐き出します
媒介契約後、すぐに不動産サイトに物件情報は掲載されますが間取り図と物件概要のみのため、特に物件問い合わせはありませんでした。
不動産サイトに室内写真やマンションの外観が掲載されるとアクセス件数はグンと伸びます。
写真に自信があるといっていたCさんでしたが
掲載されている写真と情報にモヤモヤが募ります
ふと不安になり、実際にSUUMOで条件検索して物件が検索結果にちゃんと表示されるのか確認してみようと思いました。
致命的なことが発覚
ペット可でも南向きでも検索結果でひっかからないってどういうこと!?
モヤモヤを即解消すべく、Cさんに連絡しました。
マンション外観は晴天の日に私が撮影したものを送ったところ、「写真サイズが小さすぎて使えないのですが」と言われ驚きましたが、Cさんが圧縮ファイルを誤認していたのが原因のようでした(またモヤモヤしましたよ)
結局Cさんも晴天の日に私が撮ったのと同じアングルで撮影してくれ、(最初からそうしてくれたら良かったのに)差し替え完了
ペット可はすぐに修正してくれましたが、南向き検索の修正は困難でSUUMO側に確認中とのこと(修正できないなら新規で登録しなおしてと伝えようかと思いましたが、最終的には修正できました)
売り出しはじめは一番見る人も多いタイミングだったのに、残念なスタートとなってしまい、
「あぁ、最初に安心しておまかせできると思った女性担当者の方なら、こんなことになっていなかったんだろうな」
と感じる日々でした
Cさんも伝えればちゃんと対応してくれるし気さくな感じで人柄は良いのですが、「できる営業マン」というタイプではなかったのかも
でも売却までしっかり担当してもらいました!
次は内見の記録を綴りたいと思います