「関東に住みながら関西のマンションを購入&リノベーションをする」と決め、前回の記事で本命物件の購入申し込みをしたところまで紹介しました。
今回は住宅ローンについてまとめようと思いますが、私の場合、住宅ローンは組めましたが本審査を通してもらうのは本当に本当に大変でした。
「フリーランスでも住宅ローンを組めるのか」はそれぞれの置かれている状況や金融機関の判断でも全く異なると思います。
なので、あくまでもこれは「私の場合はこうだった」という参考程度にご覧くださいね
私の現状をおさらい
- 居住中のマンション(関東)は8年前に購入&スケルトンリノベし、住宅ローンは完済済み
- 関西のマンションを先に購入&リノベして、引っ越しの目途が見えたら今のマンションを売却するつもり
- 2022年4月からフリーランスになったところ
- 猫たちは引っ越し未経験。負担をかけるのが一番心配
今の家はまだ売らない。買い先行に決めた
2023年の年始から関西への住み替えに向けて動き出しましたが、どういう手順で住み替えたらいいのか全く予備知識がありませんでした。
今のマンションを売却してから次のマンションを購入するパターン
売却資金が手元に入るので、次のマンションの購入資金に充てることができるし、資金計画が立てやすいのがメリット
でも先に明け渡さないといけないので、次のマンションが決まるまでの間は仮住まいすることになり、引っ越しが2回必要になる
先に次のマンションを購入し、後から今のマンションを売却するパターン
次のマンションをじっくり探せて仮住まいの心配が不要な点がメリットですが、売却資金がないので次のマンションの住宅ローン借入額も膨らみ手数料がかなりの支出になります。
次のマンションの住宅ローンが先に始まるため、売却できるまではダブルローン状態になることも。
私の場合、今の家のローンは完済済みですが管理費等がダブルでかかることや、住宅ローン手数料が高額になります
売却と購入を同時に進めつつ、次のマンションと今のマンションの引渡し日(ローン決済日)を同じ日にする方法
仮住まいやダブルローンの心配はなくなりますが、自分の買いたい物件の売主さんと自分の家を買ってくれる買主さんに、自分の都合を合わせてもらう必要があります。
お互いの都合がタイミングよく一致すればいいですが、都合が合わず買い逃すことになったり、安く売却せざるをえなくなるというケースもあるようです。
売却査定は先にしておくべき
私は「買い先行」で進めることにしましたが、次のマンションを購入するにあたってどのくらいお金が動くのかを把握するために、売却査定は先に済ませました。
ネットでまとめて申し込める机上査定で大手不動産会社を3社、今のマンションの系列となる不動産会社には訪問査定を依頼し、合計4社に査定してもらいました。
売却については全て終わってからまとめようと思いますが、4社の査定額は1000万円以上開きがありましたが、同価格帯の査定が2社(机上査定と訪問査定)あったのでこの2社の価格を参考目安にすることにしました
フリーランス1年目。住宅ローンは組める?
さて、やっと本題に入りますが、私は2022年4月に個人事業主として開業し、これまで働いていた会社と業務委託契約を結び仕事を続けていました。
これまでの年俸をそのまま引き継ぐ契約で収入は毎月安定していますが、会社員ではないし、物件を探し始めたときはまだフリーランスになって1年経っていないタイミングです。
私も、フリーランスになったばかりとはいえ、ローン完済済みの持ち家はあるし収入も安定しているから住宅ローン審査は考慮してくれるかもーと淡い期待を寄せていました
駄菓子菓子。
だがしかしですよ!
世の中そんなに甘くなかった。
フリーランスの信用はこんなにも低いとは。
そして私が関東に住みながら関西の家を買おうとしたことが、さらに厄介なことになったのです。
長くなったので後編に続きます