マンションの売却記録もいよいよ終盤、今回は購入を決めてもらえた3組目の内見とその後の手続き等についてお届けします!
マンション売却、3組目の内見
お盆明けに2件入った内見申し込みのうち、1件は他社仲介の2回目内見で前回の記事で書きましたが、もう1件、やっとCさんの不動産会社のお客様が現れました
他社仲介のご夫婦は奥さまの内見の際もかなり熱心に見ていただいて2回目の内見だったので、自社のお客様を早い内見日にしたのはCさんの営業努力だったのかな・・
Cさんから届いたお客様概要を見たときに、「あっ、この方いいんじゃない」と思いました。
同じ沿線に住んでいて6駅離れているだけで、駅周辺の住宅環境も似ている場所。
この沿線沿いに絞って探している単身女性だなんて、よくぞ我が家を見つけてくれました
どうか、気に入ってくれますように・・!と願いながら当日を迎えました
ちゃんと挨拶する前に、玄関に飾ってある猫写真を見て発せられた一言に、私も女性の方が着ていた服の猫に反応するという猫挨拶で始まりました
室内を順番に案内すると、内装や収納も十分すぎる&素敵すぎるとたくさん褒めてくださり、非常に気に入ってくれていることが会話からも伝わってきました
我が家のベランダは極小サイズなので、その点をマイナスに感じないか気になりましたが「今のマンションでもベランダに出ることがないので問題ない」とのこと
国道の騒音も今のマンションが同じ感じらしく、こちらも問題なさそう
女性の方は猫1匹とワンルーム賃貸マンションに暮らしていて、うちの駅の隣駅にお姉さんご家族が住んでいるんだそうです
おぉ、隣の駅にお姉さんが住んでるなんて、いいやん!いいやん!
(心の叫び)
今の賃貸マンションのゴミ捨て場が荒れているそうで、ゴミ捨て場がどんな感じかも気にされていました。
「ゴミの日は管理人さんが必ず清掃している」という情報とともに、管理人さんが玄関の窓越しに猫と遊ぶのを楽しみにしているプチ情報も伝えました
あぁ、管理人さんの楽しみが減ってしまうw
これは角度高めじゃない!?という雰囲気を感じる会話で内見は終わりました
待ってましたよ、ついに購入申し込み!
その日の夕方、Cさんから電話がかかってきました
ワーーイ!!
女性の方の内見翌日はご夫婦の2回目の内見だったので、購入申込みがあるなら今日連絡があるはず・・とソワソワしてました。
Cさんから吉報が届いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです
値下げ交渉もなく、そのまま売り出し価格での購入申し込みでした(喜び倍増)
ただ、住宅ローンの事前審査をまだしていなかったので審査も今日出したとのこと
どうしますか?
審査がダメだったときにご夫婦が購入を検討してくれる可能性もあるため、ご夫婦には今の状況を説明しつつ、内見を希望の場合は予定通り来てもらうことになりました。
申し込み後は今後の日程調整
事前審査は複数の金融機関に出しており数日で結果がでるため、通ることを前提に売買契約の日程や物件引き渡し予定日もすぐに決めました
Cさんの不動産会社と取り交わした3か月間の専任媒介契約の最終日が売買契約の締結日、物件引き渡しは私の引っ越しが10月中旬だったので10月末予定となりました。
媒介契約は引き渡しまで延長することになるのかな・・?と思っていたのですが、売買契約までが契約期間内に終わればよいのだそうです(学び)
事前審査のOKがでて売買契約に進めることが確実になったタイミングで、インテリア好き営業マンのDさんに、物件の買い手が見つかったことと相談に乗ってもらったお礼を連絡しました
おめでとうございます
そんな爽やかなお返事が返ってきました。
Dさん、ありがとう
非対面決済サービス「H’OURS」で不動産取引が楽すぎた
不動産取引って、たくさん書類にサインするだけじゃなく、さまざまな場面でお金も動きます。
私は今回のマンション売却までに、マンション購入を2回経験しましたが、
手続きに必要な書類だけでも本当にたくさん書くものがありますが、当日までに現金を用意しておく手間、契約場所までの大金の持参はとても神経を使います。
1回目のマンション購入の際は銀行住宅ローンだったので、銀行内の部屋を借りて手続きしましたが、2回目のマンションはフラット35で銀行も部屋を以前のように貸してくれなくなっているとのことで、、
不動産業界って時代が止まってるんだな・・と感じていました。
が、しかし!
Cさんの不動産会社では非対面決済サービス「H’OURS」を採用しているとのことで、サービス利用の手続きだけすればあとは超絶楽に完了したのです
- 手付金や仲介手数料を現金で受け渡さなくてよい
- 引き渡し時の決済当日の立ち合いが不要
- 物件代金や登記費用、手数料残金等もすべてキャッシュレス
現金の引き出しや持ち歩きが不要なだけでも楽なのですが、何よりも快適だったのが引き渡し当日の立ち合い不要で決済が完了すること
これまでは平日の金融機関の営業時間内に、売主・買主双方が都合の良い日程を調整して、全員で銀行に出向いて手続きをしなければならず2時間程度かかりました。
関西の物件引き渡しの際は、新幹線トラブルが頻発していた時期だったので万が一遅れては大変!と前泊で手続きのために出向きました
この非対面決済サービスだと、朝一に「今から手続きを始めますね~」と電話がかかってくるのみで引き渡しの全ての手続きが終わってしまうんです
自宅のパソコンで銀行口座残高を見て、ニンマリして完了です
売主・買主どちらかの都合で日程が変更になったり、体調不良で出向けなくなって・・なんてことも心配することがなくなるし、本当に便利
これまでは不動産会社が火曜・水曜は定休日なことも多いので平日の引き渡しが可能な日程も限られていましたが、そんなことも気にせず引き渡し日を決めれるんです
関西の物件を仲介してくれたBさんの不動産会社も大手なのに、このサービス導入してなかったのかな・・?と気になり、話す機会があったときに聞いてみたらサービスは導入してるとのこと。
勝手な推測ですが、売主も買主も自社取引の場合か、他社の場合は先方も導入していないと、このサービスは利用できないのかなぁ(謎のまま)
買主さんに確認・引き渡したもの
買主の女性の方とは内見後、売買契約日に再び対面しました
売買契約の手続きの際、何度か個室で二人だけで待機する時間があったのですが、お互いの猫談義で終始楽しく、そして猫を連れての引っ越しもお互い初めてだったので、大丈夫かな!?という話で盛り上がりました。
買主さんはご実家が関東以外の地域で、当初は仕事もやめて実家のほうでマンション購入を検討されていたんだそうです
お姉さんご家族が隣の駅に住んでいるし、てっきり実家も近くだと思ってました!
ちょうど我が家の売り出し物件が目に留まって、お姉さんとも近い距離で暮らせるということで仕事も継続することにしたんだそうです
売買契約の際は、「マンションに残すもの」を改めて確認します。
ウッドブラインドは内見の際も残して欲しいと言われていて変更なし
通常の水栓とは別に浄水器の立ち上げ水栓を設置していたため、立ち上げ水栓を手持ちの浄水器で利用するなら残そうと思っていましたが、こちらは不要とのことで私のほうで撤去することに
ウォークインクローゼットの壁面に取り付けていたIKEAの稼働棚はお残し
エアコンは私が関西に持っていく予定のため、必要に応じて購入してねという確認をしました
書類関係
マンション管理組合の直近の定期総会資料類は売却手続きの際に管理会社から取り寄せていたのでCさんに提出していましたが、
- 毎月の理事会議事録
- 売却期間中に実施された給水管工事の資料
- 管理人さん常駐体制の見直しの検討資料
などはマンション売却を検討し始めたころから保管して残しておきました
リノベした際に、リノベ会社さんからもらった住宅設備機器の取扱説明書も一式まとめておき、引っ越しの際に段ボールで分かるように旧居に置いておきました
疑問あれこれ
取引する物件をリフォームなどせずにそのままの状態のままで引き渡す「現況渡し」の場合は、何もしなくていいそうです。
引っ越しの荷出しが終わってから最低限の簡単な清掃だけしました
買主さん側でハウスクリーニング業者をいれると思うので、隅から隅までキレイにする必要はないそうです
引っ越してから売却を始める場合は売主負担でハウスクリーニングするのかもしれませんが、ちょっとこの辺りは分からず。。
家の鍵は住宅ローン決済と引き渡しが終わった後、買い主さんに渡されます。
私の場合は10月中旬に関西に引っ越したため、引っ越し後にCさんの会社に鍵を送りました
これも「現況渡し」なのでこのままでいいそうです
靴だなのほうは剥離可能な両面テープなので剝がしやすいはずですが、食器棚の棚板に使った両面テープは剥がれないタイプなのでごめんなさい・・という感じです
8年前にマンションを購入した当時は最長35年間の火災保険に加入できました(今は最長5年)
35年も保証されて今よりは安い値段なのですよね。
売却が決まったら、火災保険・地震保険それぞれに解約手続きを連絡すると掛け金の一部が払い戻されます。
私は12万円ほど返ってきたので、ホクホクしましたよ
マンション売却を終えて
5回に分けてまとめた売却記録もこの記事が最後です
まだ買い手がつかずの状態だったら私の心もお財布もどんどん消耗していったと思うので、年内に売却ができて本当によかったです。
今頃は買主さんも猫ちゃんと新しい生活を始めているのかな、快適に過ごせているのかなと時々気になってしまいます
愛着のある家だっただけに、「この方が住んでくれるなら売却してよかった」とも感じています。
もし内見に来られた時の印象が悪くて、でもこの家を買ってくれるとなれば気持ちよく売却できなかったのかも
いくらで売れたのか?については記事で触れませんでしたが、「私が8年前に汚部屋の状態で購入した当時の金額より1000万円以上高くなった」とだけ書いておきます
数字で書くとすごく得したように見えてしまいますが、スケルトンリノベの費用や仲介手数料もかかっているし、住宅ローンで支払っている利息も加味すると儲かったとまでは言えないかな・・たぶん
でも8年分の住宅費が浮いたと思うと得した気分になりますね
次は引っ越しまわりのことをまとめていこうかな
またふらりと読みに来てくださると嬉しいです^^