2023年10月、猫2匹を連れて一人で長距離引越しをしましたが、住み替えを決心した際に一番気がかりだったのが猫たちへの引越しの負担でした。
長距離の引越しで猫たちにストレスがかかることは避けられないですが、それでもできる限り負担を減らしたい。
今回の記事では私が猫との長距離引越しに向けてまず考えたことをまとめました。
これから猫と引越しをされる際の参考情報になると嬉しいです
引越す時期はいつにする?
「関東から関西に住み替えるぞ」と決めて動き出したのが2023年1月
物件がなかなか見つからず思うように進まない時期もありましたが、その後タイミングよく今の家と出会い、物件契約&リノベ工事がスタートしました。
リノベ会社さんと打ち合わせが始まると工事スケジュールも見えてきますが、「工事完了は早ければ8月末。遅くても9月初旬」という状況でした。
9月中の引越しも可能でしたが、引越し時期は10月中旬と初めに決めて動き出しました。
夏の暑さは危険
10月に引越しをすることにした一番の理由は「暑さ」
暑い中での移動は相当な負担になるのはもちろんのこと、エアコン撤去は引越しの数日前~前日までとなるため、新居に設置が終わるまではエアコンのない生活になります。
賃貸マンションならエアコン問題は気にしなくても良さそうですが、私の場合はエアコンを取り外して新居に設置するため、数日間エアコンのない生活となるのは確実。
猫たちへの負担を考えて、暑さが落ち着いてるであろう10月としました。
台風シーズンの引越しはリスクが大きい
2023年は台風の発生が早かったですが、9月は一般的に台風の影響を受けやすい時期。
天候不良で引越しを延期せざるを得ないとなれば、全ての段取りを組みなおすことになるのでそれも大変ですよね、、想像しただけで震えます
ネットをググってみたところ、どんなに悪天候でも基本的に引越し業者さんから延期を打診することはないそうです
土砂降りの中、荷物を搬出・搬入すれば家具へのダメージもありそうだし、玄関ドア開けっぱなしでの作業は外廊下のマンションだと家の中まで暴風雨が吹き荒れることになるし、危険が多すぎますよね。
台風の中引越しを決行したケースの記事を読んでみましたが、かなり大変そうでした
〈参考〉2023年6月~10月の台風発生状況
6月:1件、7月:3件、8月:6件
9月:2件、10月:2件
*出典:ウェザーニュース 2023年台風データベース
猫との新幹線移動、不安になる日々
10月に引っ越そうと決めるのは早かったのですが、猫たちを連れての新幹線移動を想像するたびに「こんなことになったらどうしよう」とマイナスなことばかり頭によぎり、不安になることも多かったです。
新幹線が途中で止まってしまったら?
2023年は台風が例年とは違い6月~8月に多く発生しましたが、運悪く私は2回もその影響を受けました。
1回目は住宅ローン手続きの日
午後から新幹線が動くことになったのでなんとか乗ろうとホームには行きましたが、ぎゅうぎゅう詰めの車両を見て断念
2回目はお盆。実家帰省の帰りにリノベ工事の進捗を見に行く予定でした
こちらは事前に帰省をキャンセルし、リノベ工事の進捗確認も時期をずらすことになったのでした。
新幹線は台風だけでなく、規程雨量・風速を超えた場合や車両トラブルでも遅延や運休は発生します
猫たちを連れて新幹線で移動している時にトラブルが起き、新幹線が何時間も止まってしまったら・・
一晩車両で過ごすことになったら猫たちは耐えれるんだろうか
どうしよう
どうしよう
どうしようーー
考え出すときりがない悪循環に陥ることもありましたが、とにかく移動時に持っていたほうが良さそうなものを書き出しておくことにしました
人間が体調を崩したら
私はもともとタフなタイプでもなく、免疫力もどちらかと言えば弱いタイプ
引越しのタイミングでもし体調を崩してしまっても、気力で引越しを決行して猫2匹抱えて新幹線で移動しなければなりません。
「私は寝てるからあとはよろしくー」なんてことはできないのです
そんなことにならないよう、体調管理はめちゃくちゃ気を配りました。
予定は詰め込まない、疲れをため込まない、睡眠はしっかりと。
引越したらなかなか会えなくなるしできる限り挨拶したいと思っていたけど、引越し日まで1か月を切ったころには頭が一杯になっていたし、「無理は禁物」と体調管理を優先しました。
長距離引越し、段取りを考える
長距離引越しの場合、旧居からの荷物の搬出と新居への搬入は別の日になります
荷物搬出後、どこで過ごすのかをまず決めないと移動手段の確保や新幹線の手配が進まないので引越しの段取りを整える必要がありました
引越し当日をどうするか問題
旧居で一晩過ごすとなると、当日の猫の移動負担はなくなりますが「人間と猫が最低限必要となるアイテムを旧居に残す」必要があります。
関東→関西の引越しの場合、一般的なプランだと翌日が荷物の搬入日。
搬入時間に間に合うように新幹線移動しないといけませんが、搬入が9時開始となれば始発の新幹線でぎりぎり間に合うか!?というスケジュールになるでしょう
万が一、新幹線に遅延が発生すれば荷物の搬入開始に間に合わず、猫を連れながらプチパニックになるであろう姿を想像すると不安しかありません
新居の鍵を前もって友人・知人に託して待機してもらうことが可能であれば搬入に関しては安心ですが、家具の配置をどうするのか等も事前に伝えておく必要がありそう
旧居で一晩過ごすために残したアイテムをどうするのかや、早朝からの移動負担を考えるとうーん、どうでしょう・・
新居で当日を過ごす場合は「人間と猫が一晩過ごすための最低限のアイテムを新居に整えておく」必要があります
気になるのは新居への到着時間
荷物の搬出が遅ければ新幹線移動も夕方になり、夕方の帰宅ラッシュとぶつかるかもしれません。
新居への到着が遅くなれば人間も猫もヘロヘロ・・
引越しの搬出開始が早いほうが助かるけど、時間指定ってできるのかな・・
この選択肢ももちろん考えてみました。
ペットホテルに数日間預けるパターン
普段から預け慣れているペットホテルがあれば、荷物の搬出前から預けて新居がある程度整ってから迎え入れることで、猫たちの負担も少ないのかもしれません。
人間としても猫の世話を託して片付けを一気にできるのはメリットだと思います。
しかしうちの猫たちは自宅以外で過ごしたことがなく、特に上のコ(はぐり)は年に一度のワクチン接種の外出ですら年々パニック度が増すようになっていました。
狭いケージで過ごしたこともないので、ペットホテルに預けることはかなりストレスフルな状態となりそうです。
ペットホテルへの移動、ホテルから新居への移動も猫たちが状況を理解できずに混乱することは確実なので、どうせストレスがかかるのであれば1度だけにしよう。引越し当日は新居で過ごそうと決めました。
次の記事では引越し業者選び等についてご紹介します
猫たちとの引越しの様子を撮影した記録はInstagramのストーリーズにまとめています。移動中の様子や引越し後の苦労など、アカウントのハイライト「引越し」からご覧ください
Instagramはコチラ
長距離の引越をしたことが無いので、ああこんなことも考えないといけんのやなぁって思った。
特に猫ちゃんが一緒だと、心配は尽きんよね。
猫ちゃんのストレス回避は本当に大事やけど、人間のストレスも凄い。
改めて、よくこの長距離でリノベして引越したなぁって尊敬しました。
あと目からウロコやったのが、記録②のクール宅急便の利用。
そうか、引越の時に使えるんやね。
冷蔵庫が壊れた時の救済策にも使えるとは!!!賢い!もうこれ絶対覚えとく!
>ひまわりさん
もうね、改めて思い返しても自分でも褒めてあげたいレベルに頑張りましたよ
人間の長距離引越しでも大変だけど、そこに動物もとなると、理解できない動物への負担を限りなく減らすにはどうしたらいいんだろうってことにも考えをめぐらさないといけなくて。
クール便って自分から使うことってないからこれまで思いつかなかったけど、自宅→自宅への配送もOKって一時保管に最適ですよね。
冷凍ストックは箱に詰めやすいけど、冷蔵庫内のものって、特に調味料のボトルが高さあるから、細長い段ボールを手元にとっておくと万が一の時に慌てずに対処できそうですよ!