2023年10月、猫2匹を連れて関東から関西に長距離引越しをしたときの記録
前日におまかせパックで一気に梱包を終え、猫たちは段ボールで立体迷路のようになった室内を楽しそうに探検していました。
いよいよ引越し当日を迎えましたが、果たしてうまく進むのか!?
そんな様子をお届けします
搬出前に猫の隔離
いよいよこの日がやってきたんだ
2023年の年の初めから関西に引っ越そうと決めて、遠方から物件探しとリノベーションをこなし、猫たちの負担を少しでも減らせるようにあれこれ考えを巡らせ、不安や心配を抱えながら過ごした日々は初めてでした
段ボールだらけで部屋の様子が様変わりしても、まだこれから始まる異変は察知しておらず、朝一のオシッコも無事済ませてくれました(良し!)
引越し当日はお天気に恵まれ、気持ちのいい朝
お風呂場に猫たちを隔離するための準備を開始
キャリーバッグと、簡易トイレを浴室にセッティング
異変を察知するとふたりともベッド下に隠れてしまって引きずり出すのが難しくなるし、ひとりずつ捕まえて浴室に閉じ込めるってのも大変だな・・と思っていたのですが、ふたりともお風呂場を楽しんでるご様子
搬出作業は8時半からでしたが8時ごろには猫たちの隔離を無事に終えました
搬出作業、はじまる
予定時間ちょうどにスタッフさん達が到着
午後からの搬出だと午前中の作業見合いで時間がけっこう前後することがありますが、午前開始は待ち時間がなくていいですよね
リーダーの方と搬出の打ち合わせをして、猫たちを浴室に隔離していることも伝えます
おぉ、猫仲間さんだ
猫談義をしながらテキパキと搬出作業をすすめてくれ、ベッドのヘッドボードの金具が緩んでたのですが、その場で修繕までしてくれました
ベッドの本体はもう15年以上使っていたので金具が締まらなくなってるのも寿命かなと思ってましたが、そもそもココだけ金具の組み合わせがおかしくなっていただけのようです
この家に引っ越してきたときもそうでしたが、ダイニングテーブルが扉の幅ギリギリだったので扉を取り外しての搬出作業
搬出中の猫たちの様子
作業が始まって1時間ほどしたときに、猫たちの様子を隙間からのぞいてみました
お、はぐりが見えた。パンジーは・・
一緒に寄り添ってるぅぅ
何が起きてるのか理解できず、不安でいっぱいのふたり
こんなに寄り添ってるのは初めて見ましたが、ふたりだと不安も少しは和らぐのかな
この後も1時間おきくらいに様子を見に行きましたが、ずっとバッグの中でじっとしていました
我が家に感謝
3時間ほどで搬出が終わり空っぽになりました
簡単に室内を掃除して、これまでお世話になった家をしばし観察
空っぽの家を見るのは8年ぶり
室内ドアのペイントカラー、選ぶの大変だったけど大好きだな
猫生活始める前に塗ったウォールペイントも楽しかったな
この無垢フローリングの質感、何人に褒めてもらっただろ
次に住んでくれるオーナーさんも、この家で猫生活を楽しんでくれますように
衣類と花材でパンパンだったウォークインクローゼットも、空っぽになるとけっこう広かったんだなぁ
パニックの始まり
掃除も一通り終えて、職場の同僚ちゃんが車で迎えに来てくれるまでまだ少し時間がありました
猫たち、これから新居到着までずっと窮屈なキャリーバッグの中にいないといけないし、室内でのんびりさせてあげようかな
隔離していたお風呂場を開け放ってみました
慣れ親しんだ家具が全てなくなり、空っぽの空間を見て不安で腰が引けてるふたり
ふたりとも、口呼吸をし始めました
猫との引越しで注意すべき点をまとめた記事で「空っぽの空間を見せてはいけない」と書かれていたのは認識していました。
でも、前日の段ボールだらけの空間は楽しんでいたし、意外と大丈夫かも?と甘く見ていました
猫は家を「縄張り」と認識しており、家具の配置も記憶しています。空っぽの家を目の当たりにすると「縄張りを奪われた」とストレスを感じるそうです
空っぽの室内を見せていなかったら、この後の移動や新居への到着後も違ったのかもしれません。
これまで引越しに向けていろいろと考えてきたのに、当日にふとよぎった私の甘い考えのせいで猫たちには本当に申し訳ないと思いました
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