関東から関西に住み替えるぞ!と心に決めて、人生2回目となる中古マンション購入&リノベーションに挑戦していく記録。
リノベ工事が始まって2回目のレポート。今回はリノベ工事中に発覚したトラブルについて振り返ります
リノベ現場レポート|工事開始5週間、下地が整い始める
前回の訪問から3週間経ちました。
世間では学校の夏休みが始まるタイミングで現場を訪れました。
2023年の夏はそう、記憶に新しい酷暑の夏
リノベ現場は当然のことながらエアコンもない環境で工事を進めています。
猛暑続きの中での作業は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・
3週間ぶりの現地に心はウキウキですが滝汗が永遠に止まらない・・
蒸し風呂覚悟で中へ(さらに湧き出る汗)
猫トイレ兼収納スペースは稼働棚部分が設置されてました。最後の方に取り付けるものかなと思ってましたが、大工さんによってやり方も違うのでしょうね
洗面の拡張部分、前回はキッチン側の床が見えたままでしたが床あげが完了
そしてお風呂がドーン!
お風呂とトイレはコストを抑えるために一番お手頃なタイプにしています。
今回は少しでもコストを抑えるためお風呂に「鏡を付けない」という選択をしてみました
標準見積りで含まれていた「シャワーヘッドを好きな高さに固定できるポール」も不要なので削除。
壁面はマグネットがくっつくようになっているので、水滴があまりつかなさそうな位置にコンパクトな鏡をつけようかなと思っています。
こちらは和室があったところ。元のフローリングと高さを揃えるための下地処理が終わっていました。この上に新しいフローリングを重ね貼りします
3種類くらいの木材が使われてそう。おそらく他の現場で余ったフローリング材
和室からフローリングに変更するというのはこういう手間がかかるから割高になるのですね(学び)
キッチンは前回がとても進んだ印象だったので、どこが進んだのかその場ではすぐ分からず
コンロ上の排気ダクトが通ってました!
排気ダクトを天井に通したので、外壁へとつなぐ左側の部分以外は梁がなくなってスッキリ
※暑くて頭もボーっとしていたので現場では気が付いてませんでしたが、帰ってから上の写真を見てカウンター壁のコンセント位置が間違えている(本来はもっと右側)ことに気が付き、修正をお願いしました
キッチンを横から撮ったところ。カウンタ壁の奥側の壁は冷蔵庫を置く場所になります
リビング側にはフローリング材が搬入されてます。
寝室に使うフローリング材はコスト削減に少し安いもの(無垢材だからそれでも高いのですが)にしています
風もない蒸し暑い日だったので汗が全く引かなくて身体もずっと熱を発している状態でしたが、私だけではなく
スマホも熱々
ずっと動画や写真を撮り続けているので余計に熱がこもるのか、何回も警告表示がでてこのまま壊れるんじゃないかと思いました
寝室にトラブル発生!思わぬ出費が
前回は廃材置き場になっていた寝室もフローリングにするため床をはがしてありました
見た瞬間、あまりにひどい状態が目の前に広がっていてしばし呆然・・
想像以上のカビ・・・
床にまでカビ。カビカビカビ
契約時の留意点で確認していたのは「結露による寝室窓枠下木材の腐食」
見えていなかったところにこんなにカビが広がっているなんて。
こちら側の壁まで黒カビがはびこってるじゃありませんか・・
以前撮っていた写真を見返すと、この黒カビ部分もうっすらと壁紙が黒くなっていましたがカビとまでは思っておらず。
急ぎリノベ会社に相談することにしました
カビ除去工事を依頼
リノベ会社には、「しっかりとカビ除去工事した上でリノベを進めてほしい。追加工事はどのようなものがあるのか」を確認しました
- カビの部分をこれ以上広げない処置として防カビの専用薬剤を塗布
- 壁下地をめくって、防水性・防カビ性を備えた下地材を張る
- カビがコンクリートの内部まで浸透している場合、床を研磨しても多少残る
- コンクリート躯体(床)は共用部分の為、削ったりするのはできない箇所
費用は施工費含めておよそ10万円になるとのこと。
結構高いですが仕方なしなのでこのまま対応をお願いしました。
売主さんに請求できる?
リノベ会社にはカビ除去工事を急ぎ進めてもらうようお願いしましたが、今回の費用について売主さん側に請求できないのか、不動産仲介会社にも確認をいれました。
「床にまでカビが浸食しており認識していた範囲を超えていてひどい状態。
カビ除去工事にかかる費用の全額もしくは一部を売主に請求できないのか?このようなケースの一般的な対応を教えてほしい」
すぐに連絡をくれましたが、結果はNG・・
むむぅ、なんとも悔しい
売買申込みの時点で気が付いていれば10~20万円程度は値引き交渉しても受け入れてくれたかもしれませんよね
これから中古マンションの購入を検討されている方がいたら、結露被害には要注意です
カビの原因は本当に結露なのか
カビ除去工事も終えた後、リノベ会社の方からカビの原因は結露ではなくペット(犬)の粗相ではないか?というお話を聞きました。
壁のカビはボードの裏までは繁殖していなかったそうですが、大工さんからは結露であればもっと壁にもカビ被害が出ているはずとのこと。
でもペットの粗相が原因であれば寝室に染みついた臭いを感じると思いますが、臭いは感じませんでした
犬の粗相って推測されていたけど、ひょっとして猫の水遊びが過ぎた結果とか・・?
我が家のパンジーも水遊びブームMAXのときは大量のお水を毎日のようにまき散らしていたので、同じ場所が水浸しになりました
売主さんはずっと賃貸貸ししていたため本当の原因は分からないままですが、きちんとカビ除去対応できたので安心です
1回目のリノベ工事は騒音トラブル
今回のリノベ工事では騒音によるクレームは一度も入りませんでした
1回目のリノベの際は夜勤の仕事をされている方から「寝れない」とクレームが2回も入った苦い思い出
クレームが入ってもリノベ会社の方が対応してくださり大ごとにはならなかったですが、入居前から住人とのトラブルは避けたいので、今回の工事で騒音クレームがなくて本当によかったです
コロナ禍で普及したテレワーク。
物理出社に戻している会社も多いですが、それでも週or月に数回テレワークOKの会社はけっこうあります
リノベ工事の騒音は長期間続きますし仕事に支障をきたすレベルだと思うので、騒音クレームも以前より増えているかもしれませんよね