人生で2度も中古マンションを買ってリノベーションをする人ってどのくらいいるんでしょう。
気になってググってみたら、国土交通省の調査レポートで参考になるデータを発見↓
中古マンションを購入するのが2回目という人が中古マンション購入者の16%弱。そこから前回も今回もリノベしたよという人なので・・・
関東に住みながら関西のマンションを購入し、人生2回目のリノベにチャレンジしていく記録
今回はリノベ打ち合わせで準備したものをまとめました。
リノベ打ち合わせに事前準備したもの
1回目の時に作った資料をベースに2回目も準備しました
リノベ相談にやってくる人がどのくらいの粒度で事前準備してるのかリノベ会社さんにも聞いたことがないのですが、たぶん私は手厚く準備しているタイプなのではと思います
事前準備もけっこう体力・気力勝負なところもありますが、イメージや要望をどこまでしっかり伝えれるかでその後の打ち合わせがとてもスムーズになります。
間取り案
間取りを眺めるのが昔から好きで、趣味が高じて20代のころにインテリアコーディネーターの資格を取得しました。
本業の仕事には全く無関係で役に立ったことはないのですが、自分の住まいとなる物件の間取り案を作ることには大いに役立ったのではないかと思います。
間取り案は、物件が売り出されていた時の掲載図面を使ってパソコンで加工し、手持ちの家具も大まかなサイズで入れ込んで作りました。
が、間取り提案はリノベ会社さんのお仕事なので通常は不要です。
間取り図から妄想を楽しみたい人はきっとやってしまいますけどねw
要望書
まとめ方に決まりはないですが、文章を長々と書き連ねるのではなく箇条書きでエリアごとに分けると分かりやすいかなと思います。
私の場合はこんな感じで分けて書きました
テーマと好み
リノベで叶えたいことを一言で表すと何?というのをテーマにしました。
私の場合は1回目も同じですが、「ヴィンテージ家具に囲まれた居心地のいい空間」です。
好みは端的に書けばOK。「マットな質感。真っ白よりアイボリーが好き」みたいな感じです
生活memo
何人で暮らすのか、家族構成や普段の生活スタイルをまとめます。
重きを置いている趣味(アウトドア、スポーツ、映画鑑賞、料理等)や仕事環境(リモートワーク有無等)も書いておくと、間取り提案に反映しやすいと思います
全体共通
全体を通してお願いしたいことをまとめます。
私の場合だと「床、壁紙、網戸、給排水は全て新調。猫がいるため素材は汚れ対策ができるもの」などを書きました
場所ごとの要望
手を入れたい場所ごとに、要望を箇条書きで書きました
今回はスケルトンリノベではないので、既存のまま残すものと撤去したいものは分かるようにしました。
タイル張り・左官仕上げ(漆喰や珪藻土)にしたい場所や、造作家具・稼働棚を設置にしたい場所もここでまとめておくと分かりやすいです。
「猫トイレを置く場所/花材の保管場所/整水器の設置場所にもコンセントがほしい」等、自分から言わないと通常は考慮されないようなこともまとめておくと漏れが防げます。
私はコストをなるべく抑えたいところ(お風呂・トイレ)も書いておきました。
持ち物リスト&収納リスト
これが地味に面倒な作業ですが、やっておくとあとの打ち合わせで本当に役立ちます
家具のサイズがあると平面図に正確に反映できるので、通り抜け導線の妨げにならないかや家具の配置バランスを確認することができます。
また、中古マンションは梁の凹凸がつきものですが、大きく梁が付きだしている場合に家具や家電が干渉しないか確認する際も役に立ちます。
置きたいと思っていた場所に家具や家電が収まらないと、レイアウトを大きく見直さないといけなくなるのでリストアップはがんばりましょう!
WICや収納の稼働棚を作ってもらう場合、今ある持ち物が十分に収まるか&どこにおさめるかを想定しながら間取りを決めると実際に生活しだしてからの快適さが違います。
- ハンガーパイプがどのくらい必要か
- 手持ちの収納ケースのサイズと個数
- 寝具類の量
- スーツケースや鞄類のスペース
- ストック品の保管スペース
- 掃除用品の収納スペース etc
収納をパーフェクトにするのは難しいし、こうして書いている私も実際に住みだしてから気が付くことも出てきそうですが・・
現在の家の室内写真
今の家の室内写真があったほうが、小物類や雑貨を含め好きなテイストが伝わりやすいと思い共有しました
参考画像ストック
取り入れたいデザイン、真似したいアクセントクロス、好みの建具・・
見だしたらキリがないのですが、まずは気になった画像があればひたすらストックして、最終的に送る資料には抜粋したものだけをまとめました
コミュニケーションで気を付けたこと
リノベ打ち合わせはとにかく決めることが本当にたくさんあります。
「言ったつもり」「伝え漏れ」「認識誤り」「説明不足」「確認不足」は100%発生します。
ミスコミュニケーションの原因は相手だけが悪いのではなく、自分にも必ず至らぬ点があっての結果です。
「自分からは一度言ったんだからもう伝わってるはずだ」「こっちはお金を払ってるんだからしっかり管理するのが当たり前だ」というスタンスだと悲しい結末しか見えません・・
お互いにカバーしていく良い関係性を築いて、一緒にリノベに挑む気持ちが大切だと思います
打ち合わせ後のタスク管理
仕事でも、ミーティングで決まったことや次回までに確認すること&確認してほしいことはメンバーに共有しながら進めると思いますが、リノベ打ち合わせも同じです。
人任せにせず、自分で進行管理するくらいの気持ちで挑みましょう!
メールはタイトルで分ける
次の打ち合わせまでの間のコミュニケーションはメールが中心になると思いますが、膨大なやりとりが発生するため、いつのメールに書いてあったのか・・と迷子になりやすいです。
GmailやOutlookは基本的に同一の件名はスレッド機能でまとめて表示されるため、メールのタイトルで分けるようにすると管理しやすく、追加でまた情報を送りたい時にもそのタイトルメールに会話が続くため、あとで内容を探しやすいです
気を付けていたつもりでも、やりとりの返信時に全く別の質問を差し込んでしまい、あとで見返そうとしたときに何度か迷子になりました
- 件名:壁紙と床材について
- 件名:施主支給の小物類について
- 件名:キッチンの仕様について
「打ち合わせの件」みたいなアバウトなタイトルは迷子の元です。「●月●日打ち合わせの件_●●の確認結果」のように具体的なタイトルにしましょう
今回は文字だらけの記事になってしまいましたが、次あたりからは具体的な内容になると思います!