猫砂は何を使ってますか?我が家では、これまでずっとデオトイレ専用の猫砂を使っていました。
でも、結構高いんですよね。
2匹目を迎えるタイミングでコスパのいい「木質ペレット」に鞍替えして、満足はしていましたがお手入れにプチ不満。
木質ペレットって1種類だけだと思っていたのですが、お手入れも楽チンなタイプがあったんだー!と知ったので、感動した記録をまとめました。
猫砂ってどれがいい?
猫砂のタイプいろいろ
猫砂っていろんなタイプがありますよね。素材や粒の大きさもいろいろ。
猫ちゃんによっても好みが分かれるところです。
- 紙のタイプ
- おからタイプ
- 鉱物系タイプ
- シリカゲル系タイプ
- 木製タイプ
紙やおからのタイプは固まるタイプが一般的で、トイレに流せるものだとゴミがたまらなくていいですよね。
軽いので周りに砂が飛び散りやすいのが難点だとか。
鉱物系のタイプは粒が小さいタイプが多いですが、こちらも猫ちゃんが砂かきをするとかなり周囲に舞ってしまいます。
私の中では「鉱物」という漢字のイメージだけで、吸い込んだときに猫も人間も体に悪そうな印象(すごい偏見w)があって、使ってみたことがありません。。
以前使っていたデオトイレ専用の猫砂はシリカゲルタイプでした。
1匹であれば1か月は砂の交換をしなくてもいいし、粒が大きめでそれほど飛び散ることもないし、システムトイレ本体のお手入れも楽チン。
でも値段が高いので、うんちょすが付いて汚れた砂を捨てる時も、なるべくキレイな砂を捨ててしまわないように気を付けながら、ケチケチ精神で使っていました。
木製のタイプは杉やヒノキが原料なので消臭力が高いのが特徴。
水分を吸うと粉末状になるので、汚れた粉末だけを燃えるゴミとして出すことができます。
過去に一度だけデオトイレの猫砂を使っていたことを嘆いた思い出があります。
はぐりもパンジーも、お腹は丈夫なタイプで緩くなることがほとんどないのですが、はぐりが1歳になるかならないかの時に、1時間で嘔吐と下痢を7-8回繰り返したことがありました。
そんなことになるのは初めてで、オロオロしっぱなしの世話係。
廊下でオエーっと吐いた後はトイレで水下痢。
片づけているとまた上から下から交互に繰り返し。
もう、地獄絵図、、、(T-T)
緩いうんちや水下痢は、固まるタイプの猫砂であれば水分を吸収するため固まった砂を捨てやすいです。
しかし、システムトイレ用の砂だと汚れた砂を広範囲にすくって捨てることになるだけでなく、水下痢がトイレの網受けも通過するため汚れが広範囲に付着してしまいます。
網受け部分もキレイにするには猫砂を全部どかして洗わないと無理なので、この時は本当に大変でした。
システムトイレ使っている方だとゲリラ襲来のときに同じ苦労をされたことある人がいるのでは?と思います。
なので、お腹がゆるくなることが多いコは固まる系の猫砂が向いているのかもしれませんね。
木質ペレットって素晴らしい。
パンジーを迎えるタイミングでデオトイレの猫砂をやめて、次に使っていたのはこちらの「猫砂ペレット」です。
愛媛県産の杉とヒノキを使用していて、本当にとても良い香り。
水分を吸うと崩れるので、システムトイレでの使用が推奨されていますが、この図のように、崩れると粉末状になってトイレシートの上にたまっていきます。
*出典:猫砂ペレットHPより
汚れた部分は粉末状になって落ちていくので、臭いも全然気になりません。
デオトイレの猫砂は、取り替えた2週間くらいは気になりませんが、3週目あたりからはすこーし臭いが気になりました(気になるかどうかは個人差もあるかもです)。
木質ペレットは粉末状になってたまるので、トイレシートもデオトイレの1週間取り替え不要タイプではなく、安く大量に入っているトイレシートにして、2日に1度捨てています。
なので、ゴミの量はけっこう増えますね。
33L(20kg)で1980円と破格プライス。しかも送料無料!大きい段ボールにたっぷり入って届きます(*2024年1月現在)
本当にリーズナブルなので、ケチケチせず好きなだけたっぷり使えます
もっと早くペレットの存在を知りたかった―と思いました。
ペレットは1種類じゃなかったのね
コスパ抜群の「猫砂ペレット」ですが、ただ一つ気になることがありました。
粉末状になった部分はトイレシートにたまっていくのですが、粉末になりきれなかった破片がシステムトイレの網目に詰まるんですよね・・
それがけっこうたくさん詰まるので、スコップでトントン叩きながら落とす必要があります。
屋外で洗える環境がある場合はお水で流してしまうのが手っ取り早いのですが、マンションだとそうはいきません。
週に1度はスコップトントン作業をしていました(黙々と叩き落すのがちょっと楽しかったりもするのですが)。
ある日、猫友のお家にお邪魔した時のこと。
猫砂の話題になり、木質ペレットを使ったことがない友達がいたので、猫友宅のペレットを拝見することに。
「あれ、なんかうちのとちょっと色が違う気がするかも?」
「粉末のサラサラ具合がちょっと違うかもかも?」
そんな印象を受けました。
が、家に戻るころにはすっかり忘れておりました
それからしばらく経って、ちょうど猫砂ペレットがなくなるから買い足さないと!のタイミングで当時の記憶を思い出したのです(思い出してヨカッタ)。
その時にググって、初めて木質ペレットに他のメーカーがあることを知ったんです。
それがコチラ、エネラボの木質ペレット「Cat Manner」
猫友に確認したら、使っているのはこっちの猫砂でした。
こちらも33L(20kg)で米袋に入って届きます。
値段はほぼ同じで、2000円。送料無料です(2024年1月現在)
どっちがいいか、試してみたいと思い即ポチ。
どう違う?比べてみましたよ!
ちょうど、元々使っていた猫砂ペレットも1回分残っていたので、2つあるシステムトイレそれぞれにペレットをいれてみました。
右側が新しく買ってみたエネラボの木質ペレット。左が元から使っていた猫砂ペレットです。
エネラボの木質ペレットのほうが色味は白っぽい感じ。それほど木の匂いはしないかな。
こちらは猫砂ペレット。ヒノキの香りはこちらのほうがはっきりと感じます。
我が家のトイレは横に並べて置いていますが、はぐりもパンジーも、右側でおしっこ・左側でうんちょすをすることが多いので、均等に使用されるように普段から1日おきに位置を入れ替えています。
(左側のトイレシートもちゃんと使われてから捨てたいですよねw)
1週間経って、網目の詰まり具合を比較してみました。
(右側がエネラボの木質ペレット、左が猫砂ペレット)
遠目で見てもはっきり違いが分かると思いますが、詰まり具合が全然違いました!!!
エネラボの木質ペレットも少しは詰まりますが、ほんのちょっと詰まっているだけです。
秘かな楽しみだったスコップトントン作業もすぐに終わってしまう。
こちらが今までの猫砂ペレット。
真ん中あたりに大きい粒がつまりやすく、しっかりと挟まっている粒は固いスコップじゃないと、グッと押し込めないんですよね。
スコップトントン作業、嫌いじゃないけどすぐに終わった方がやっぱり楽チンです。
木質ペレットが他にもあるってこと、猫友宅でこの話題をしてなかったらずっと気が付いていなかったと思うので、本当に知れてよかったです。
木質ペレットに変えてみようかなーと思われている方の参考になれば幸いでございますよ。
さて、まだうちの猫ズが登場していないので最近のはぐパンです
最近のパンジーは、ハードカラーとソフトカラーを交互に使っています。
やはりソフトカラーのほうが、ぐいぐい来られた時にはぐりの体に食い込まないので、ふたりの距離がほんの少し縮まった気がします。
週末に布団カバーを変えていたら、すぐさまやってくるふたり
早く毛だらけにしなくっちゃー!とふたりで頑張ってくれましたよw
(追記)長期留守番時の猫砂はシリカゲル
猫砂を木質ペレットに変えてから、ちょうどコロナのこともあり長期で家を空けることもなかったのですが、2022年からは実家に帰省したり旅行に行ったりと、長期で家を空けることも増えてきました。
シリカゲルは手入れが楽で安心
木質ペレットはおしっこがかかると粉末状になったペレットがシステムトイレの受け皿トレイにたまっていきます。
猫っておしっこをだいたい同じ場所ですることが多いので、受け皿トレイも同じエリアに粉末になったペレットがたまっていきます。
ふたりが同じ場所で何回かおしっこすると、トレイの一部分が粉々になったペレットでパンパンになってしまうので、留守の間はちょっと心配・・
そのため、長期で家を空ける予定がある場合は、猫砂を入れ替えるタイミングでデオトイレのシリカゲルに変更しています。
トイレシートもコスパ重視の安いものから、1週間大丈夫なデオトイレのシートに。
シリカゲルの猫砂に戻している期間中は、また以前のように汚れた砂だけを取り除くケチケチ生活。
普段は汚れた部分をまるっと捨てているので、ケチケチ生活はやはり不便ですが、留守中は手入れが楽なものにしておいたほうが安心です。
木質ペレットとシリカゲル、コスト比較
ざっくりとコスパを比較してみました。
木質ペレット(エネラボ) | シリカゲル(デオトイレ) | |
容量 | 33リットル | 4リットル×8袋 |
価格 | 2,000円 | 11,264円 ※楽天24の販売価格(2024.1) |
消費サイクル | 2~3週間で入れ替え 4か月で1袋使い切るくらい |
1袋3~4週間で入れ替え 7~8か月で使い切るくらい |
1か月あたりの コスト |
約500円 | 約1400~1609円 |
注)猫2匹、トイレ2個。我が家の使い方の場合なので参考程度にご覧ください
猫生活は毎日プライスレスの癒しを与えてもらってますが、猫のご飯も価格高騰の影響を受けてほとんどのブランドが値上がりしていますし、切り詰めれるところは安くしたいですよね。